【初心者向け】ふるさと納税で住民税が控除されたか確認する方法!
ふるさと納税しっかり払ったけど、本当に自分の税金から引かれているの..?
意外とこの確認を見落としている人が多いので記事を書きました。
結論から言います。
毎年5月頃に届く「住民税決定通知書」の左下の摘要欄に書いてあります。
これだけ見て意味がわかった人は閉じていただいて問題ないです。
詳細を気になる人は読み進めてください。
【目次】
1.ふるさと納税はどの税金から引かれるの?
ふるさと納税をした人は以下の2種類いずれかで納税をしていると思います。
- ワンストップ納税:全額住民税から控除
- 確定申告をして納税:所得税(還付)と住民税から控除
私(20代後半)の周りでは、確定申告は面倒くさい&よく分からないという理由からワンストップ納税で済ます人が8割くらいの印象です。
どちらの納税方法でも控除される額は一緒なので、やりやすい手段で行うのが良いですね。
2.住民税決定通知書確認方法
住民税決定通知書は毎年5-6月に届く、横長の薄い紙です。
前年の収入、所得控除、税額控除等をふまえた正確な住民税を通知する書面です。
- ワンストップ納税をした人の確認箇所
全額住民税から引かれるので、「住民税決定通知書」だけを確認すればOK!
この摘要欄に記載されている金額が、前年のふるさと納税で支払った総額のマイナス¥2,000であればしっかり税金が引かれています!
- 確定申告をした人の確認箇所
下記2箇所を確認します。
- 【所得税】確定申告書の控え「還付される税金」欄
- 【住民税】住民税決定通知書の摘要欄
1.【所得税】確定申告書の控え「還付される税金」欄に記載された還付金は、確定申告に記載した銀行口座に振り込まれます。
年初の1月上旬だと早くて2週間ほどで還付金を口座に振り込んでくれる自治体もあります。2月~3月の確定申告のピーク時期だと振込まで1~2ヶ月ほどかかる場合もあるようです。
2.【住民税】住民税決定通知書の摘要欄は、ワンストップ納税をした人の確認箇所と確認方法は一緒なので確認してください。
3.控除金額が正しくない場合
市(区)役所の税務課に問い合わせて照会することができます。
自治体によりますが、住民税決定通知書を鵜呑みにしないことをお勧めします。
実体験ですが、同じ年に2通決定通知書を受け取ったことがあり(通常1回です)、1回目はふるさと納税や住宅ローン控除、小規模企業共済(iDeco)など全く引かれていない状態で、問い合わせをする間もなく2通目が届きました。
おそらく他の方からも区役所へ問い合わせが殺到したのかな、と予想しています。
この記事を読んでお分かりいただきたいことは
住民税決定通知書は捨てるな大切に保管せよ!です。